計算方法と根拠
純アルコール量の計算
純アルコール量(g)は、「摂取量(ml)× アルコール濃度(度数 ÷ 100)× 0.8(アルコールの比重)」で求めます。厚生労働省のページでは、ビール 500ml(5%)は 500 × 0.05 × 0.8 = 20g と示されています。
基準との比べ方
厚生労働省のガイドラインでは、生活習慣病のリスクを高める量を、1 日あたりの平均純アルコール摂取量で男性 40g 以上、女性 20g 以上としています。週に飲む日数がある場合は、1 週間の量を 7 日で割った平均で比べます。
計算の例
缶チューハイ(350ml・9%)を 2 本飲む場合、350 × 0.09 × 0.8 = 25.2g が 1 本分で、2 本で 50.4g です。女性の基準 20g、男性の基準 40g のどちらも超えています。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| 1 種類目の純アルコール量 | 量(ml)× 度数 ÷ 100 × 0.8 に杯数をかけた量(g)です。 | g1 = vol1 * abv1 / 100 * dens * cnt1 |
| 2 種類目の純アルコール量 | 量(ml)× 度数 ÷ 100 × 0.8 に杯数をかけた量(g)です。 | g2 = vol2 * abv2 / 100 * dens * cnt2 |
| 3 種類目の純アルコール量 | 量(ml)× 度数 ÷ 100 × 0.8 に杯数をかけた量(g)です。 | g3 = vol3 * abv3 / 100 * dens * cnt3 |
| 飲んだ日の純アルコール量 | 3 種類の合計です。 | total = g1 + g2 + g3 |
| 1 週間の純アルコール量 | 飲んだ日の量に、1 週間に飲む日数をかけた量です。 | week = total * days |
| 1 日あたりの平均 | 1 週間の量を 7 日で割った、1 日あたりの平均です。ガイドラインはこの平均で量を示しています。 | avg = week / 7 |
| 比べる基準の量 | 選んだ性別の「生活習慣病のリスクを高める量」です。 | limit = if(sex == 1, limM, limF) |
| 飲んだ日の純アルコール量(結果) | 飲んだお酒に含まれる純アルコールの合計(g)です。 | total |
| 1 週間の純アルコール量(結果) | 1 週間に飲む日数をかけた量(g)です。 | week |
| 1 日あたりの平均純アルコール量(結果) | 1 週間の量を 7 日で割った平均(g)です。 | avg |
| 生活習慣病のリスクを高める量(基準)(結果) | 選んだ性別の、1 日あたりの平均純アルコール摂取量の基準(g)です。 | limit |
| 基準を超える量(1 日あたりの平均)(結果) | 平均が基準を超えている分(g)です。0 のときは基準以下です。 | max(0, avg - limit) |
| ビール 500ml(5%)に換算した本数(結果) | 飲んだ日の量を、ビール 500ml・5%(20g)で割った本数です。 | total / beerG |
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
| 項目 | 値 | 出典 | 時点 | 見直しの周期 |
|---|---|---|---|---|
| アルコールの比重 | 0.8 | 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて」(純アルコール量 = 摂取量(ml)× アルコール濃度(度数 ÷ 100)× 0.8[アルコールの比重]。例: ビール 500ml・5% は 20g) | 2026年10月27日 | 厚生労働省のガイドライン改定のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日) |
| 生活習慣病のリスクを高める量(男性・1 日あたりの平均純アルコール摂取量) | 40g | 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(令和6年2月。生活習慣病のリスクを高める量は 1 日あたりの平均純アルコール摂取量で男性 40g 以上・女性 20g 以上) | 2026年10月27日 | 厚生労働省のガイドライン改定のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日) |
| 生活習慣病のリスクを高める量(女性・1 日あたりの平均純アルコール摂取量) | 20g | 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(令和6年2月。生活習慣病のリスクを高める量は 1 日あたりの平均純アルコール摂取量で男性 40g 以上・女性 20g 以上) | 2026年10月27日 | 厚生労働省のガイドライン改定のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日) |
| ビール 500ml・5% の純アルコール量(厚生労働省の例) | 20g | 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて」(純アルコール量 = 摂取量(ml)× アルコール濃度(度数 ÷ 100)× 0.8[アルコールの比重]。例: ビール 500ml・5% は 20g) | 2026年10月27日 | 厚生労働省のガイドライン改定のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日) |
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 性別(比べる基準の選択) | 男性 / 女性 | 男性 |
| 1 種類目のお酒 1 杯(1 本)の量 | 0〜5,000ml | 500ml |
| 1 種類目の度数 | 0〜100% | 5% |
| 1 種類目を飲んだ杯数(本数) | 0〜100杯 | 1杯 |
| 2 種類目のお酒 1 杯(1 本)の量 | 0〜5,000ml | 350ml |
| 2 種類目の度数 | 0〜100% | 9% |
| 2 種類目を飲んだ杯数(本数) | 0〜100杯 | 0杯 |
| 3 種類目のお酒 1 杯(1 本)の量 | 0〜5,000ml | 120ml |
| 3 種類目の度数 | 0〜100% | 12% |
| 3 種類目を飲んだ杯数(本数) | 0〜100杯 | 0杯 |
| 1 週間に飲む日数 | 1〜7日 | 7日 |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 基準は「生活習慣病のリスクを高める量」で、安全な量や個人の許容量の上限を示すものではありません。年齢・性別・体質などで、これより少ない量が望ましい場合があります。
- 度数は容器のラベルの値を入れてください。お酒の種類ごとの目安の度数は商品によって異なります。
- 妊娠中・授乳中の飲酒、未成年の飲酒、運転、持病や服薬中の飲酒の可否は判断できません。医師・薬剤師にご相談ください。
- 医学的な診断や治療の代わりにはなりません。飲酒について不安があるときは、医療機関や保健所の相談窓口にご確認ください。